昨年、11月から「何かやろう。」と普段から親しくしている学生を集めて話し合いから始まり、30回以上の会議を繰り返しました。 高知大学、高知女子大学、高知工科大学そして、県内高校生と実行委員の数は広がりました。
企画は、学生が県と市の行政最高権限者に対して作ったマニフェストを学生議会と来賓と来場者で採決して、可決されれば、知事、市長、国会議員にそのまま要望しようと言うことになりました。
みんな本当に高知が大好きでいてくれる学生さん達です。
タイトなスケジュールの中、大体集まりやすい時間の20時くらいから集まりだして、0時頃に終わるのは当たり前。 遅いときは朝方まで打合せをしました。
そして、自発的に高校の通学路のビラ配りや、ポスター貼り、各協力企業や団体との調整をして来てくれました。
この間、学生達は様々な壁やハードルにぶち当たりました。 その度に大人組は勿論、協賛企業や団体そしてブースの出展者の皆さんなどなど多くの県内の大人の皆さんに支えられてやって来ました。
そんな準備に追われる中、まさか大物ゲストに内閣総理大臣麻生太郎様が来てくれることになり、学生達は嬉しいだけの驚きどころではなく、その瞬間から重圧がかかりました。
だって、政治系テレビ番組にもまず出ることの無い、本物の総理が学生のマニフェストに対して応えてくれる!そんな機会は前代未聞。
麻生総理は、自らこのイベントへの参加を決めてくれたそうです。
総理が「こんなイベントはない。みんな学生達が堂々としていて、質問ややり取りも良かったし、高校生の挨拶も良かった」と大満足してくれたらしいです。
今回のイベントは、混乱を避けるために数日前にも総理が来られる事を告知は出来ませんでしたが、会場は大盛況。
この企画運営にご尽力を頂き、関係をしてくれた皆様、ありがとうございました。
寒い中、会場に足を運んでくれた大勢の皆様ありがとうございました。皆さん最高の笑顔をしてくれていました。
全く出番は無いけど、一生懸命に主体的に手伝ってくれた裏方の学生の皆さん、ありがとう。
そして、麻生総理。
私は、テレビでもあれほど笑顔の総理を見たことがありません。 学生の意気を十二分に受け取ってくれてありがとうございました。
総理の「自分たちの住んでいる所、生まれた所、骨を埋めても良いと思う所を考えることは正しい。これをしなくなったら終わり。」 と言う、コメントに特に感謝です。
そして、何より、昨年の11月から今まで一緒に苦労した学生の執行部、実行委員の皆さん。
皆さんにとって辛いこともあっただろうし、私も本気な分思い切り向き合い、配慮のない行動、言葉を浴びせたかも知れません。
よくやり遂げてくれました。 すごいです。本当にありがとう。
大人になっても相手してね。
この学生達とならあと何回でも、協力して一緒に高知を盛り上げたいと思いました。
私にとっても本当に忘れない良い経験になりました。



